自己分析


自己分析とは、「企業が知りたい情報」を求職者自身が整理する作業です。「企業が知りたい情報」とは、求職者一人一人の「人生ストーリー」です。学校や、仕事、そして趣味など、これまでにどのような物語を歩んできたか、そして今後どのような人生を歩んでいきたいかを知ることで、一緒に働くことができる仲間かを判断します。これらの判断材料を整理する作業が自己分析です。いくら一生懸命、応募書類を書いても、そして面接で熱意を語っても、「企業が知りたい情報」をアピールできなければ、企業側に全く理解されません。そうならないために、自己分析を行う際に次の4つポイントに注目し、「人生ストーリー」を作成します。

 

1. 自分自身の棚卸

まずは、「自分の経歴」を整理し、自分の過去の出来事をまとめることで、現時点でどのようなことで会社に貢献できるかがある程度整理できます。これまで働いていた企業、アルバイト、学校、作業施設等を書きだして、具体的に何をやってきたのかまとめてみましょう。これまでの経験が、応募企業に「何かつながり」がないかを考えてみましょう。企業は、応募者がどのような人で、どのような流れがあって、自社を応募してくれたのか、それぞれの話の一貫性を重要視します。

 

2. やりたいこと

今後、自分が実現したいことを整理します。過去の経歴に加え、将来像を整理することで、どのような企業が、将来の自己実現により適しているのかがわかります。「実現したいこと」、「御社の環境は実現のために理想的であること」という2点を、その企業への「志望動機」として伝えると、企業側も理解して頂ける可能性が高まります。企業は「数ある企業の中で、なぜウチの会社に応募してくれたか」という点に非常に興味を持っています。熱意をアピールするためにも、「なぜ、他ではなく、その企業なのか」という点を意識して、志望動機を考えましょう。


3. 必要な配慮

入社後、長く働いてくれる方なのか?そのために会社としてどのような配慮をすべきなのか?企業が障害を持つ求職者に、障害状況や実務経験、過去の労働環境についての質問をする理由は、「安心して長く働いてもらうために、どのような配慮をすればよいのか」を知るためです。障害を持った背景と現状、必要な配慮について改めて整理をし、説明できるようにしましょう。説明に際しては、より主体的に仕事に取り組む姿勢をアピールするため、「〇〇ができない」等のできない点のみ伝えるのではなく、特定の配慮があれば、求められる仕事を行うことができる、という点を説明することを心がけましょう。